すみません、書きかけで投稿してしまいました。
以下続きです。

サーノ氏はNY医大の臨床医です。主に背後痛(肩〜腰)を対象に長年診察をし
て来た結果、彼は背腰痛の殆どが器質的、構造的、老化からではなく、背中〜腰
に掛けての一部の筋肉が血流不足(=酸素不足)となり、その結果TMS(緊張
性筋炎症候群)を起こすために発生すると結論付けました。
(問題はここからです。この先が信じる信じないの大きな分かれ目になります)
そして、そのTMSを起こすキッカケはその人が抱えている内面(精神的)スト
レス(潜在的)によるもので、潜在的憤怒だとしています。
人の脳はその憤怒の表面化を避けるため、脳や自律神経でコントロールしやすい
背腰部の血流を阻害し、その結果TMSを発症させるのだとしています。
そして、椎間板ヘルニアは腰痛や坐骨神経痛の原因では全くない!と言い切って
ます。

こうして書くと、単なる心理学的というか「あっちの世界の話」になってしまう
ので誤解を受けそうで嫌なんですけど・・・
ただ、本を読んでいると「思い当たる」箇所が結構あるんですよね。
それに、「難しい、心理分析をして、ストレスを突き止めて行かないといけない
のでは・・・」と思うかもしれませんが、けしてそうじゃないんです。
なぜ、本を読んだだけで私のように会陰部痛が治ったり、腰痛が治るかという
と、「あ、この痛みは何か分からないけど、内面のすごい怒りやストレスが原因
で、それを紛らすために、こうした症状(前立腺炎)になって現れているのかも
知れないなぁ」って思っただけで、不思議と痛みが激減したんです。本を読んだ
だけで腰痛が治ったという人は、私のように「もう他に手立てがなくて、藁にも
すがる思い」の人か「単純にこうしたものを信じやすいお人好し」なのかも知れ
ません。

自分の場合は「信じよう」としたのも事実ですが、ここ数ヶ月で色んなHPを検
索して感じたのは「非細菌性の慢性前立腺炎って実は無いんじゃないのかな」っ
て事です。それは、T先生の考えが参考になりました。
何故って、100人の慢性前立腺炎の人がいると、100通りの症状があるよう
に思うんです。確かに頻尿系とか痛み系とかいっても、「夜寝ると痛い」「仕事
中に痛いけど寝ると楽」「リラックス時に痛い」「車の運転をすると痛い」「仕
事に熱中していると痛くない」「尿道が痛い」「会陰部が痛い」「睾丸
が・・・」「右が痛い人も居るが稀に左が痛くなる人もいる」(私は不思議と本
を読んで軽快途中に左に痛みが転移しました)
T先生の言うとおり、前立腺がおかしいのではないのではないかな?と。
だったら、自律神経から来ていると考えてもいいような気がしました。
キッカケは性病だろうと、大腸菌だろうと、風邪だろうとストレスだろうと何で
もいいです。腰痛の人が「重いものを持ったら急に」「ゴルフをしていたら突
然」「朝起きようとして激痛が」と同じだと思うのです。
私も尿量は平均以下でしたし、白血球数は多かったですし、触診では激痛が走り
ました。。。

あ、またどうでもいい自分の考えを書いてしまいましたね。すみません。
なんか上手く書けなくてごめんなさい。
ただ、読んでいて気をつけなくてはいけないのは「これは腰痛のための本だ」と
思わないことだと思います。腰痛=前立腺炎と読み替えてみることをお勧めしま
す。
ちなみにこの本で「前立腺炎」という言葉やそれに類似した内容はP62、
64、83、118、147、176などに出てきます。

それと、症状の長さ(経歴)は関係ないと思います。10年も腰痛に苦しんでい
た人と1年の人と回復する期間に差は無いからです。
今でも私は痛みが出るときがありますが、「これは、きっと泌尿器の病気ではな
く、何かわからないけどすごくストレスを感じてるのかもしれないな」って思う
だけで、短時間に軽快するテクニックのようなものが身についてから、とっても
楽になりました。

以上です。少しでも参考になればと思い長く書いてしまい失礼いたしました。
判って頂けるとは思いますが、正直、こうした内容では2チャンネルに書く気に
はなれません。直ぐに「やらせだ」「宣伝だ」とか言われそうですから。ホント
は自分だけ治ればそれで満足だったのですが、北きつねさんがあまりにも苦しん
でいらっしゃるのを拝見して、もしかしてお役に立てればと思った次第です。お
大事になさってくださいね。